CPU
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シーピーユー。Central Processing Unit の略。中央処理装置。
仕様によって決められた内容により、命令やデータを、計算したり、データを操作したりします。
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クロック制御回路
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CPUの動作の基準となる「クロック」を制御する回路です。「クロック」は、ローレベル信号(0V)とハイレベル信号(電源電圧くらい)の間を高速に振動する、高周波信号です。
「クロック」はマイコン内部で発生させる場合と、外部から供給する場合があります。
CPUに直接供給するクロックを、特に「CPUクロック」と言います。
同一CPUならば、一般に「CPUクロック」の周波数をあげると、処理速度が速くなりますが、CPUの仕様上の限界、周辺制御回路の限界などにより、周波数には限界があります。アーキテクチャが異なるCPUの場合は、単純比較はできません。
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ROM
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ロム。Read Only Memory の略。読み出し専用メモリ。
あらかじめ、CPUが処理する命令やデータが書かれており、CPUからのアドレス(バス)指定により、そのアドレスに書かれている情報をデータバスに出力し、CPUがそれを読み取って処理します。
マイコンに内蔵する場合と、外付けする場合があります
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RAM
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ラム。Random Access Memory の略。任意のアドレスに読み書きできるメモリ。
CPUからのアドレス(バス)指定とコントロールバスによる読み/書き指定により、そのアドレスに書かれている情報をデータバスで読み/書きします。
CPU内で持っているレジスタは、容量が非常に小さいため、入りきれない情報をRAMに保存します。
データバックアップ機能を持ったものは、電源を切っても内部のデータは消えません。
マイコンに内蔵する場合と、外付けする場合があります
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I/O制御回路
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アイオー制御回路。アイオーとは、Input/Output の略。CPUと周辺回路の間にあり、入出力データを制御する回路。
低機能なものとしては、汎用パラレルポート、SPI、汎用シリアルポート、PWM出力、タイマー出力などがあり、高機能なものとしては、Etheanetポート、ADC入力、DAC出力などがあります。
マイコンに内蔵する場合と、外付けする場合があります
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電源
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マイコンの各回路に電源を供給します。
直流5V、3.3Vなど、いろいろありますが、消費電流を減らすために、さらに電源電圧を下げているものも増えました。
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